繁華街の裏通りにある、さびれたファッションヘルス。おずおずとその扉を開けるのは、OLの坂下真由(亜崎晶)だった。恋人だと信じていた男のマルチ商法に馴されて、莫大なローンを組んでしまった彼女は、闇金にも手を染める最悪のパターンに陥ってしまっていたのだ。そんな彼女が闇金融の社長である欣司(妹尾青洸)から紹介されたのが、その店だった。しかし、スケベ根性丸出しの店長から実地講習を迫られた真由は、そのまま逃げ出してしまう。翌日、呼び出された真由は、欣司から人探しを依頼される。大金を借りたまま行方を消した女ちひろ(月島のあ)が、無認可の裏風俗ホテトルに身を隠しているというのだ。欣司の手下となり、カラダを張った潜入捜査を引き受ければ、借金を相殺してやると語る欣司。その話に一も二もなく真由は飛びつくのだが…